
XREAL OneやXREAL One ProをデスクトップPCに接続するときって困りませんか?
デスクトップPCはグラフィックボードの出力がDP(DisplayPort)やHDMIだったりする上に、机から少し離れたところに置いていると、そもそもケーブルの長さが3mくらいはないと厳しいかと思います。
かといって、あのケーブルは相応の規格であるため、その辺の延長ケーブルや、DP to Type-Cケーブルなんかを挿しただけでは動作しません。
今回はデスクトップPCに接続するためのケーブルをいくつか自分で試してみたので、参考までにご紹介いたします。
調査概要と条件
主に以下の2種類のケーブルに絞って探しました。
- PC側:DP(DisplayPort)to USB Type-C (XREAL One / XREAL One Pro)
- PC側:USB Type-C(DP Alt Mode)to USB Type-C メス(延長ケーブル)
ファームウェアは執筆時の最新版を使っています。
長さの異なるケーブルがある場合、動作確認できた長さより短いものは同様に動作するはずと考えています。 どうしても心配な場合は、動作確認できた長さのものだけに絞ってご検討ください。
DP to USB-C ケーブル
こちらはPC側はDisplayPortで、ARグラス側はUSB-Cとなるケーブルです。
使えた(2・3m)👈おすすめ
こちらは3mのケーブルで確認しました。2mのも使えるはずだと思います。
USB Type-A側のケーブルは接続不要でした。
使えた(2m)
こちらは2mのみ売られており、動作確認できました。先に紹介したケーブルの2m版と比べてちょっとだけ安いです。
こちらもUSB Type-A側のケーブルは接続不要でした。
使えるらしい(2m)
こちらは試していませんが、レビューで使えたという記載がありました。
USB-C 延長ケーブル
使えた(0.5~5m)👈おすすめ
こちらの一番長いケーブル(5m)が使えたので、それより短いケーブルは全て使えるはずです。
端子部に速度などの情報が書いてある上に滑り止めもついており、使いやすいです。
上記の5m版のケーブルが使えなかった場合に備えて、こちらの3m版も動作確認しました。
ちなみに、このシリーズのケーブルは3mまでは20Gbpsで、5mだけ10Gbpsとなっています。
使えた(3・5m)
こちらも一番長いケーブル(5m)を試したところ使えたので、それより短い3m版のケーブルは使えるはずです。
先に紹介したケーブルと比べると、速度記載などがないシンプルなケーブルですがその代わり少し安いです。
使えた(0.2~3m)
こちらの3m版のケーブルで動作確認ができました。それより短いケーブルは全て使えるはずです。
このシリーズは3mだけが10Gbpsで、それより短い2m以下のケーブルは20Gbpsとなっています。
最短で0.2mの延長ケーブルがラインナップにあるのが特長です。
使えた(1.5m)
20Gbpsの1.5mケーブルの中では執筆時に最安値でした。
端子部に速度などの情報が書いてあるため便利で、コストパフォーマンスは高いように思えました。
使えた(0.5~3m)
こちらは3m版のケーブルで動作確認しました。それより短いケーブルは全て使えるはずです。
全ての長さで10Gbpsでかつ、速度などの情報もない上に、価格も特筆して安いわけではないので、他のケーブルが買えるならこちらを選ぶ必要はあまりないかもしれません。
使えるらしい(1m)
こちらは試していませんが、レビューで使えたという記載がありました。
その他の使えなかったケーブル
HDMI to Type-C (2.5m)
XREAL One発売当初に、HDMIから変換したかったのでこのケーブルを試しましたが、ダメでした。
※最新ファームウェアでの動作は不明
USB-C to USB-C アクティブケーブル (5m)
こちらもXREAL One発売当初に、DP Alt Mode対応のケーブルなら使えるんじゃないかと思って試しましたが、ダメでした。
おわりに
何となく見えてきたのは、10Gbps以上のケーブルという点くらいですかね・・・
ちゃんとしたテスターとか持っていれば、純正ケーブルをチェックすればわかるのかもしれません。
ここまでの情報が参考になれば幸いです。











