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Meta Quest 3 / 3S おすすめアクセサリーまとめ

以前にValve IndexとMeta Quest 2のおすすめアクセサリーをまとめていました。

現在使用しているMeta Quest 3 / 3Sについても、アクセサリーの知見が溜まってきたので共有したいと思います。

フェイスカバー

フェイスカバーは合皮・シリコン・洗える布など、自分の好みの材質や顔の形にあった形状のものへ交換することをオススメします。

Quest 3 / 3Sの標準フェイスカバーはQuest2の標準と比べて多少使いやすくはなりましたが、やはり鼻の高い西洋人向けに作られた標準カバーは日本人の顔に合わないことが多いです。

オススメはこちらのAMVR社製のフェイスカバー、Quest 3と3Sで対応が異なるので注意が必要です。

Quest 3S向けはこちら

入手性が良く、Quest3系なら定番のチョイスと言えるでしょう。

ポイントは「アイスシルク」と呼ばれる布系素材のクッションです。 以前はシリコンかPUレザーがクッション素材としては一般的でしたが、最近見かけるアイスシルクはふかふかで快適です!

PUレザーなど洗うことができないタイプでも衛生面により気を遣いたい場合は、こちらのような使い捨ての中敷き(通称:忍者マスク)を利用するのもアリかと思います。

入浴前に装着すると化粧がついてしまう心配のある方や、少しの汚れでも肌荒れしやすい方にも効果的です。

また、純正でこのようなフェイスカバーも売っています。

側面がオープンになっているため通気性が良く、運動などで顔が蒸れる問題を根本から解決します。

ただし当然ながら没入感が低下するといったデメリットもあります。

ヘッドストラップ

Quest 3 / 3Sの標準ヘッドストラップは重心が前よりとバランスが悪いため、目の下に圧力がかかってしまい、長時間の利用に向いていません。

Quest用のストラップを検索すると、バッテリーなどの重量物を後ろに設置しているものが多く見られます。 これはバッテリーがカウンターウェイトの役割を果たし、重心を中心に寄せることで、顔面への圧迫を緩和する効果があります。

また、バッテリーを搭載することで、より長時間の利用ができるようになります。

運用形態や予算別におすすめのヘッドストラップを何点か紹介します。

バッテリーが要らない場合

  • Linkケーブル等で常に充電しながらプレイしている
  • 長時間プレイしない

このような場合は、バッテリーが搭載されていないストラップを使うことで比較的安価に快適度を上げることができます

ただし後部の重量はバッテリーに比べると軽くなってしまうため、その分だけ重心が前よりになってしまう可能性はあります

上記のKIWIとAMVRは、比較的知名度が高くて評判がよく、それでいて日本での入手性も高いVR関連アクセサリーのメーカーです。

Amazonで探せば、もっと安い類似商品も多くあります。

こちらは標準ストラップの良さを残したまま、快適度を上げるストラップです。

後頭部に出っ張りができるのはイヤという場合はこちらを使うのが良いでしょう。

1~2時間の延長で十分な場合

  • 標準の電池もちから1~2時間程度延長できれば十分
  • バッテリーが減ってきたら充電しながらプレイする

このような場合は、単独のバッテリーが後部に搭載されたストラップを使用するのがおすすめです。

評判の良い代表例としてKIWIの商品を挙げていますが、類似商品は多くあります。

類似商品で問題ない場合も多いですが、謎のメーカーだとバッテリー容量を偽っていたりすることもあるので注意が必要です。

また、頭頂部で支える方式のほかにも、上記のように額で支えるストラップもあります。ここの好みは人によって分れるポイントですので、試してみるのも良いと思います。

ケーブルレスで長時間使いたい場合

  • ケーブルで充電しながらといった運用をしたくない
  • Virtual Desktop等、長時間無線でのプレイを継続したい

このような場合はバッテリーを交換できるストラップがおすすめです。

後部のバッテリーが交換可能で、あらかじめ予備のバッテリーを持っておいてローテーションすることで、時間制限なく遊び続けることが可能になります。

BOBOVRはマグネットでくっつくバッテリーを後部に搭載し、簡単にバッテリー交換が可能なストラップを販売していることで有名なメーカーです。

上記の商品は筆者も愛用しているストラップで、運用実績もバッチリです。

確実に充電されたバッテリーでローテーションするには、バッテリーが3つ必要となりますが、このようにバッテリーを3つまで同時に充電可能なステーションもあるため、一瞬で簡単にバッテリー交換&充電することが可能になります。

こちらも額で支えるタイプのストラップがあります。

BOBOVR S3 Proは、先ほどのE3 Proと同じB100バッテリーを使うことが可能なストラップですが、現在Amazonで販売されていない模様です。

BOBOVR S3 Pro スーパーストラップ - Quest 3 & 3S 用www.bobovr.com

公式サイトでは購入できるみたいですが、Amazonでも販売再開してほしいですね。

似たような商品として上記M3 Proがありますが、こちらは古いモデルのため、バッテリーが1世代前のものとなります。

こちらの充電ドックは別のモデルとなるため、注意が必要です。

最新のB100バッテリーのほうがB2バッテリーよりも電池持ちが良いとされています。M3 Proなどにも上記のアップグレードキットと交換することで、B100バッテリーを使用可能になります。

インナーキャップ

HMDを装着すると髪を巻き込んだり、真ん中だけ潰れて変な髪型になりがちです。

そのように髪や頭の汗が気になる場合はインナーキャップをかぶると快適度が増します。

スタンド・ドック

VR機器で困るのは保管場所。置き場所を決めておくと取り出しやすいです。

代表的な純正の充電ドックです。いつでも満充電された状態でプレイできる点が魅力ですが、コントローラーのグリップによっては充電できないこともあるので注意が必要です。

ちなみにコントローラーのみの充電ドックもあります。

特に充電する必要がない場合は、スタンドに置くとスッキリします。

筆者はこちらのハンガーを有孔ボードに引っ掛けています。

レンズカバー

VR機器一般に言えることですが、内側のレンズに直射日光が当たると壊れます。

保管場所に日光が当たる可能性がある場合は必ずレンズカバーを付けて保管しましょう。

ケーブル

PCに接続しながらプレイする場合の選択肢として、USBケーブルの購入を検討されるかと思いますが、純正のLinkケーブル(Type-C)はだいぶ高価な上に、環境によっては徐々に本体のバッテリーが減ってしまいます。

このように横からUSB Type-Cを挿せるタイプのケーブルならバッテリー残量を気にせずにプレイできるのでおすすめです。レビューなどをよく見て選ぶのが良いでしょう。

コントローラーのグリップ

Quest 3 /3S のコントローラーはすっぽ抜けやすいため、手汗や滑り止めなど防止としてグリップカバーが有効です。

また、VRChatなどで手をパーにしておく場合はベルトのついたグリップカバーがおすすめです。

こちらは定番のグリップカバーです。バッテリーの蓋を交換するため、見た目もスッキリしています。