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BitLockerの自動ロック解除時にCRCエラーが発生した時の対処法

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BitLockerはWindowsのドライブにかけられる暗号化機能です。皆さん使ってますか?

ビジネス向けのノートパソコンなどをお使いの方は、ひょっとしたら最初から有効化されているかもしれません。

デスクトップPCなど、複数のドライブを接続している環境では、OS以外のデータ用ドライブにもBitLockerで暗号化することができます。

その他のドライブを暗号化した場合、OS起動時に手動で解除する必要がありますが、下記の「自動ロック解除の有効化」で起動時に自動解除することもできます。

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今回、OSをバックアップから復元後、再度自動解除の設定をしようとしたところで下記のエラーが出てしまいました。

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データ エラー (巡回冗長検査 (CRC) エラー) です。

調べた結果、こちらのコマンドを管理者権限で実行することで解決しました。

manage-bde -autounlock -clearallkeys C:

C:の部分はOSがインストールされているドライブに合せて変更してください

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これで再度「自動ロック解除の有効化」で有効にできました。

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同じエラーでお悩みの方、一度お試しあれ。