2019 年頃から、Lenovo ThinkVision M14 に代表されるような USB Type-C(a.k.a. USB-C)入力のみを搭載した外付けディスプレイ製品が増えてきました。
USB Type-C は Display Alt Mode をはじめとした、これまでの USB では実現できないユースケースが多くある一方で、一般ユーザーにとって紛らわしい暗黙の常識があります。
問題点
USB Type-C を DisplayPort に変換するケーブルは数多く販売していますが、実はほとんどのケーブルが USB Type-C の出力(PC 側)を DisplayPort(ディスプレイ側)に変換するという前提で作られています。
ですので、逆に PC 側が DisplayPort・ディスプレイ側が USB Type-C の場合は使えません。
解決法
かなり調べた結果、双方向対応の変換ケーブルというものが存在していることがわかりました。
実際に ThinkVision M14 に接続して動作することを確認しました。注意点としては、DisplayPort には給電機能がないため、接続ポートの反対側のポートから USb Type-C PD 対応の電源を供給する必要があります。